社員が語る等身大の東京濾器:設計開発(オイルフィルタ&オイルクーラモジュール) O.T の場合

設計開発(オイルフィルタ&オイルクーラモジュール)
O.T
工学部 機械システム工学科

私の仕事

入社8年目です。学生時代は生分解性プラスチックの研究を行っておりました。入社後も樹脂部品を開発する部署に配属され、樹脂インマニの開発を担当しました。最近では、当社製品群のフィルタ・熱交換器・樹脂部品をコラボレーションした、樹脂製オイルフィルタ&オイルクーラモジュールを開発し、生産工場のタイで量産立上げにも関わりました。 今では設計業務の垣根を越えて、日本とタイを頻繁に行き来し、タイ潤滑部品案件の推進を行っております。

自分が設計したものが具現化した時の喜びは大きい

樹脂モジュールは当社で初めて生産する製品で、樹脂特有の問題(寸法不安定、熱や吸水の影響等)に悩まされ、開発は順風満帆には進みませんでした。トライ&エラーの繰返しで苦労した甲斐あり、自身が納得する製品を量産することが出来ました。
月並みですが、自分が設計したものが具現化した時の喜びは大きく、タイ工場の組立てラインで完成した製品を見た時は嬉しくて涙が出ました。量産をきっかけに欧州メーカーから同製品の引合いもあり、ドイツに出張して英語でプレゼンをするという貴重な経験をさせて頂きました。

今後チャレンジしたいこと

米国プラスチック協会が毎年開催するSPEという自動車用樹脂部品のコンペティションがあります。毎年ホームページで斬新な受賞作品をチェックしており、東京濾器で革新的な樹脂アプリケーションを開発・生産し、いつの日かノミネートしたい!という夢があります。昨今のダウンサイジング化に伴い、エンジン部品の樹脂化が求められる一方、熱害等の過酷な条件に耐えるものでなければなりません。時代のニーズに沿った樹脂部品の製品開発を行っていきます。

みなさんへのアドバイス

先輩社員に『東京濾器の強みって何ですか?』と聞いた時、『それは…O君や!』と言われました。これは、当社は顧客満足を産み出す“人材”が強みであることを意味します。 当社開発は設計だけに留まらず、自ら評価を行い、工場で作業を行い、更に営業活動や調達にも関わり、自然と多くの知識やスキルが備わることで、お客様が求める要求に対応が出来ます。「製造系に就職したいけど、色々な職種を経験してみたい!」という欲張りな方には当社をお勧めします!

1日のスケジュール(出社~退社まで)

(スケジュール表が入ります)